【★★★】町田 大蔵湯【銭湯文化が色濃く残るTHE銭湯】
東京都町田市木曽町522
営業時間
14:00~23:00(定休日:金曜)
駐車場16台完備
042-723-5664
- サウナ ★★★
(温度95度 遠赤外線 / サウナマットなし / TVなし) - 水風呂 ★★★
(平均19度 / 軟水) - 休憩ポイント ★★
(更衣室に椅子が3つ有) - アクセス ★★
(JR横浜線古淵駅より徒歩20分 / 小田急線町田駅よりバス停「滝ノ沢」下車 徒歩約3分 ) - 価格 ★★★
(一般大人 460円 / サウナ利用の場合は700円) - アメニティ+α ★★★
(タオル有料貸し出し / サウナ利用の場合は無料)
【大蔵湯】全体像(男湯)
50年以上もの歴史を誇る「THE 銭湯」の町田 大蔵湯だが、サウナは意外と(と言ったら失礼だけど)本格的。
広さは6人で満室になってしまうほどだが、温度は96度くらいで湿度もある。
銭湯には珍しくサウナ内にTVもなく、サ活に集中できるのもいい。
水風呂は19度と高めなのだが、常に水が浴槽から溢れ出すほど流れているせいか入ってみると意外にちゃんと冷たく、水がドバドバ常に溢れているのは思いの外気分がいい。
おすすめ整いポイントは
そもそも全部で5つほどしかないのだが、選ぶなら1か2だろう。
実は1側の壁がほぼ全面窓になっており、解放されているので休憩中に外気の風が流れ込み、外の緑も堪能する事ができてなかなか解放的だ。
ただ、サウナに出入りするお客さんの邪魔にならないように気を使わないと迷惑をかけてしまうこともあるのでその辺だけ要注意。
【イチオシポイント!】古き良きと言いつつ美しく改装されたTHE 銭湯【大蔵湯】
「50年前は一緒に薪を拾って、店主と一緒にサウナを焚いたもんだよ!」
という常連さんが未だに毎日通う、歴史ある古き良き銭湯の「町田 大蔵湯」。
行ってみると大改装の甲斐もあって、ものすごく情緒あるTHE 銭湯になっている。
浴室の天井も高く、どことなく「千と千尋の神隠し」的な空気感も漂う館内は常連さんたちで溢れかえり活気も良い。
入浴だけだと「タオル」などはつかないが
サウナ利用を申請すればこのように
- バスタオル
- タオル
- ナイロンタオル
と一気にアメニティが充実するし、銭湯にはめずらしく浴室内にもシャンプー等が備え付けされている。
例の『ビンのコーヒー牛乳』もあるので、風情ある銭湯でサ活をしてみたい!と思った時は「町田 大蔵湯」でサウナに勤しんでみるものいいかもしれない。
【総評】銭湯文化が色濃く残るのを受け入れられるかどうか【大蔵湯】
そんな【大蔵湯】だが
整い度は65pt!
町田というと他に思いつくのが「おふろの王様」だが、サ活だけで考えた場合「大蔵湯」の方をどうしてもオススメしたくなる!
が、50年の歴史を誇るだけあって「銭湯文化」はかなり色濃く、銭湯文化が苦手な人はにはちょっとオススメできない!
刺青・タトゥーがOKなのはもちろん、常連さんたちの間のローカルルールや聞こえてくる世間話など、「大蔵湯」は「THE 銭湯」なのだ。
ローカルルールといっても見てればわかるし、「それってなんですか?」と普通に人と接するレベルで礼儀正しく聞けばみんな優しく教えてくれるので構えるほどのことでもない。
がしかし、それでも「銭湯文化」が苦手な人にはいい印象がないかもしれない。
「常連さんのマナーが悪い!」と口コミでも目にすることがあるが、訪問時には『汗も流さず水風呂に飛び込む』というような『マナーの悪さ』も感じなかったし、むしろその辺はみんなものすごく守っていた。
常連さんのマナーが悪いというより「彼らの大蔵湯での過ごし方」がそうなだけな気もする。
端的に言うと「部活の先輩に席をゆずる」みたいなものだ。
「お客さん同士なんだから平等でしょ!」っていう気持ちもわかるが、50年もの年月を「大蔵湯」と一緒に、それこそ薪を拾ってまで一緒に支えてきた彼ら常連の方々には、それぐらいの特権があってもいいじゃないかなぁ。
と思うが、果たしてあなたはどうだろうか。
なんとも感慨深い銭湯である。